えんどーブログ

英語知識中学生以下でありながら留学を試み、世界一周の夢を持つ20代。留学や旅行、普段の日常のことも掲載する雑記ブログです。

認定看護師ってなくなるの!?認定看護師制度の改正

 

最近認定看護師について調べていると、

認定看護師 廃止

というキーワードが出てきました。

 

え!?そっちの道も少し考えていたんだけどなくなるんですか!?!?

と思って細かく調べていくと全く違いました。

 

 

認定看護師制度の改正

 

日本看護協会は、2017年度から、医療提供体制の変化や将来のニーズへ対応し、より水準の高い看護実践ができる認定看護師を社会に送り出すため、認定看護師制度の再構築について検討を重ねてきました。そして、2018年11月「新たな認定看護師制度設計」を公表、2019年2月には認定看護師規程を改正しました。制度改正の大きな柱は、特定行為研修を組み込んだ新たな認定看護師教育の開始と、認定看護分野の再編です。

引用:日本看護協会

 

廃止にするのではなく再構築と特定行為を組み込む…。

つまり、幅広く活動できるために分野を統合させたり名称変える。また研修を受ければ特定行為もできるようにする。大体はこういった意味だと思います。

 

そして現行している認定看護分野はこちらになります。

この中の救急看護と集中ケアがクリティカルケア

緩和ケアとがん性疼痛看護が緩和ケア

統一されますので全19分野に変更となります。

 

加えて9つの認定看護の名称が変更になります。

となります。

たしかに幅広くするために慢性を抜いたりとかしてますね〜。

 

あれ?摂食・嚥下って・がなくなってるだけじゃん…?と気になって説明を見たら

「用語が変更になったため」😅

最初から付けるなよ!

 

 

診療看護師(NP)との違い

突然ですが、診療看護師をご存知でしょうか?

2年大学に通って試験に受かれば得られる資格になります。

看護職でありながらより医師サイドにたった診療を、一定の制限で行える、国が認めた新たな制度上の看護師です「厚生労働省 特定行為に係る看護師の研修制度」。看護師をバックグラウンドに持ち、医学を学ぶことで、医師と共通言語を持って診療にあたることができます。患者さんやその家族を中心とした医療を行う上で、看護師が治療方針を的確に理解し、治療計画を看護計画に反映することは、チーム医療を行う上でとても大切です。また、患者さんの病状の変化にタイムリーに対応し、一定の処置を行ったり、わかりやすい説明を行うことで、医療の質の向上を目指しています。

引用:湘南鎌倉総合病院

つまり簡単に説明すると医者に近いことを学んで診療に近いことをしたり(医師の指示がないとできませんが)、医者しかできない動脈血採血・ドレーン抜去など定められた特定の行為ができますよー!っていう資格になります。

特定行為とは

厚生労働省が定めている特定行為になります。

 

僕がなにを言いたいのかと言うと認定看護師は研修を受ければ特定行為も可能のようです。

 

ここで疑問になったのは

 

認定看護師で特定行為できるならNPって需要なくなるんじゃないのか??

 

と思ってよくよく見ると一つ一つの行為に何十時間の講義と何万円の費用がかかるようです。なので認定看護師だからって全ての特定行為がてきるわけではないんですね。

 

アメリカのNPでは医師の指示がなくとも診断や治療ができるそうです。日本もアメリカのようなNPに近づけていく必要があると日本看護協会は述べているので今後変わっていきそうな気がしますね。

 

認定看護師の将来性

認定看護師になってどんなメリットがあるのか考えてみました。

1.講和を開くことができる

 結果的に病院の広告にもなりますね!

2.加算がとれる

  認知症加算などさまざまな加算がありますので病院の利益も大きくなります。

3.専門的な意見を発信し、実践できる

 資格があるのとないのでは説得力が全く違ってきます。自分の発信した意見が患者さんの役に立つってとても嬉しい気持ちになりますね!

 

 

聞くところによると個人としての広告にもなるようで、他の病院から好待遇で求められたらとかもするようです!!

 

病院によっては授業料の助成金や就学中の給料支給などもあるようです!僕の働いているところはどっちも満額支援してもらえるそうです😃※だいたいの病院は「5年間はうちで勤めてください」っていう契約を交わすそうなので注意です!

 

 

結局、個人にとっても病院にとっても利益になるので今もこれからも求められてくるのではないかと思います!