世界旅行前の予防接種
12月から各国周る予定であります。各国の観光地・グルメ・宿・飛行機などたくさんのことを調べていますが先日「そういえば予防接種も必要だよな〜」とふと思い周る国の感染症について調べてみました。
上記のホームページの内容を出来るだけ省略して載せてます。
フィリピン
一年を通じて、腸チフス、アメーバ赤痢、細菌性赤痢、A型肝炎をはじめとする重篤な経口感染症のリスクがある。特に、雨季に増加する傾向にあり、生水や氷の飲用は避ける。
狂犬病で死亡する患者が、毎年報告されている。患者発生数は、常に世界上位5ヶ国に入っり、動物には手を出したり、近寄らない。
マレーシア・シンガポール
都市部以外では、水道水は、配管・貯水槽に問題があり、水道水は十分殺菌されてないので、飲用にはミネラルウォーターなどが望ましい。
魚介類は、A型肝炎や腸炎ビブリオなどの危険性があるため、生で食べない。野菜や淡水魚は寄生虫感染の危険性があり注意が必要。コレラ、細菌性赤痢、腸チフスなどの消化器感染症に気をつける必要がある。特に熱帯では、室温で細菌が繁殖しやすいので、生ものは避け、加熱されたものを冷めないうちに食べる。
エジプト
エジプトの水道管は老朽化・接続部が不良があり、各戸に給水される途中で病原菌等が混入する可能性がある。また、硬水のため、一過性の下痢を起こすことがある。
4月から10月は食中毒が多く発生。細菌性赤痢やA型肝炎、コレラ、腸チフス、サルモネラ、腸管病原性大腸菌、カンピロバクター感染症、アメーバ赤痢、ジアルジア症(ランブル鞭毛虫症)などの経口感染症があり、信頼できる飲食店で、十分加熱されたものを冷めないうちに食べる。
ウエストナイル熱に感染するリスクがあり、蚊に刺されることでうつるため、虫よけ対策を。
ナイル川などの河川や湖沼には、皮膚から入る寄生虫が生息しているため入らない。
地域によっては、野犬や野良猫に遭遇することがあり、これまでに狂犬病患者の発生がある。狂犬病は犬のほか、サルなどのあらゆる哺乳類にも感染するため注意が必要。 また、鳥インフルエンザ(H5N1)の患者の発生が続いており、動物には手を出したり、近寄ったりしない。
ヨーロッパ北西部
生ものによる食中毒に注意が必要。
飲み水から感染症が起こることは少ないが、先進国とはいえ、ノロウイルスなどの感染性胃腸炎(食中毒)にかかることは決して稀ではない。生もの、とくに魚介類を食べる際には、食べる時期・場所等に注意。
麻しん(はしか)がヨーロッパの各地で継続して発生。多くの人が集まる場所では感染リスクあり。受けておきたい予防接種:破傷風、麻しん(はしか)
アメリカ
A型肝炎や食中毒、O-157感染、サルモネラ感染症等の報告がある。特に、生や加熱が不十分な魚介類や生水には注意。
夏から秋にかけてウエストナイル熱が流行。蚊に刺されないように虫よけ対策を。また、過去には、テキサス州南部、ハワイ、フロリダ州でデング熱が発生。デング熱ウイルスを媒介する蚊(ネッタイシマカ)はフロリダ州全域に生息。主に、ニューヨーク周辺を含めた米国北東部で、ライム病の報告がある。米国西部の山岳地帯では、ダニ媒介性回帰熱の報告がある。また、米国の多くの地域でロッキー山紅斑熱の報告があり、特に東南部では発生数が多い。これらの病気はダニに咬まれることにより感染するため、ダニの吸血活動期である春から夏にかけて、森林や草原地域でのキャンプやハイキングの際は、ダニに咬まれないように注意。
受けておきたい予防接種:破傷風
各国共通していること
- 水道水は一切飲まず、ミネラルウォーターを買う。(アメリカの水道水は安全性が高いが地域によって軟水〜ヨーロッパ並みの硬水まで幅が広い。)
- 動物には触らない。
- 虫除け対策を十分にする。
- 森林などに行く際にはダニに用心する。
あとは、生ものは先進国以外は食べない。(先進国でも安全性の高いところで食べる)
今回感染症を調べていく中で感じたことは大きく2つです。
予防接種は絶対しなきゃ!!!
海外旅行保険は絶対入らなきゃ!!!
海外旅行保険はクレジットカードで充分!みたいな記事たくさんあります。たしかにちょっと体調崩して受診くらいならことは足りますが、病気にかかってしまったら…。
クレジットカード付帯の治療費は合算できるって内容もインターネットでは多く見受けますが、実際は違います。直接クレジットカード会社に確認したところ
合算できない
とのことでした(@_@)
ネットの情報だけではやはり安心できませんので、何事もちゃんとしたところに確認した方がいいなとも学びました。
あと予防接種ついてですが、これは医者にかかって相談した上でした方が賢明でしょう…。